牧場にパルを2匹とケーキを置いて出てくるタマゴは、ランダムではありません。パルはそれぞれゲーム内に表示されない数値を持っていて、データ上は CombiRank と呼ばれます。子どもはその値から計算され、仕組みは計算式ひとつと上書き表ひとつだけです。
計算式は両親の平均
ゲームはまず目標値を出します。
目標値 = 切り上げ( (父のランク + 母のランク + 1) ÷ 2 )
そのうえで「平均から生まれてよいパル」の中から、ランクがこの目標値にもっとも近い1匹を選びます。等しいではなく近い、です。ほとんどの組み合わせで、目標値はどのパルのランクとも一致しません。
サイトのデータの実数で3例。
| 両親 | ランク | 目標値 | 子ども |
|---|---|---|---|
| モコロン × ツッパニャン | 3050 / 2760 | 2906 | ネムラム(2910) |
| ホークウィン × ヒメウサ | 2560 / 2860 | 2711 | ツノガミ(2710) |
| ジェッドラン × グレイシャル | 70 / 150 | 111 | ヘルバーン(140) |
3行目は直感に反します。目標値111はグレイシャドウ(110)とわずか1差なのに、29も離れたヘルバーンが出てくる。グレイシャドウが候補に入っていないからです。
「距離が同じ」ときの扱い
アルゴリズムには同着処理があります。目標値から2匹までの距離が等しいときは、ランクの大きいほうを取る、というものです。
ただし実際には発生しません。現在のデータでは299匹のランクがすべて10の倍数で、目標値は必ず一の位が1か6。どのパルとの距離も一の位は1・4・6・9のいずれかにしかならず、2つの距離が等しくなりません。将来の数値調整に備えた保険といったところです。
計算式では絶対に出ない75匹
299匹すべてにランクはありますが、子どもとして選ばれうるのは224匹だけ。残り75匹は候補から外れています。おおまかに3種類です。
- 伝説の5匹とタワーボス9体:ジェッドラン、グレイシャル、グレイシャドウ、ベイントール、セイントール
- 属性違いの亜種:ユキツネ、コチグリ、アビスゴート、シルティアなど
- テラリアコラボのクトゥルフの目、エンチャントソード、各色スライム
配合できないわけではなく、「平均で当てられない」だけです。狙うなら特殊組み合わせ表を通すしかありません。
特殊組み合わせ表が優先される
ゲームには固定ペアの表があり、公式データでは258件。両親がこの表に載っていれば計算式は無視され、表の結果がそのまま出ます。上で挙げたパルたちの入手経路はすべてこれです。
| 親 | 親 | 子ども |
|---|---|---|
| ペコドン | ボルトラ | パリピドン |
| グレイシャル | ヘルガルダ | グレイシャドウ |
表には「同種 × 同種 = 同種」の項目もまとまって入っています。候補から外れたパルにとってはこれが重要で、なければ伝説2匹からまったく別のパルが生まれてしまいます。
公式表には親の性別欄があり、どちらがメスかで子どもが変わるペアもあります。サイトには性別の概念がないため、メス側の結果を採用しています。
実際の使い方
計算式は理屈を理解するためのもので、実際に配合するときはツールのほうが速いです。配合計算機は2匹を選べば子どもが出て、逆に「何と何でこのパルが出るか」も引けます。配合ルートは手持ちと目標を入れると、タマゴの数が最少になる経路を返します。
間違えやすい点が2つ。
ランクは強さと無関係で、単なる並び順の番号です。候補内の最低はシェルガドラの30、最高はチョロゾウの3070。ランクの低い強力なパルが欲しいなら、強い親2匹ではなくランクの低い親2匹を揃えることになります。
タマゴ1個につきケーキが1個必要です。レシピは小麦粉×5、赤いベリー×8、ミルク×7、卵×8、ハチミツ×2。配合のペースを縛るのは組み合わせよりも、小麦畑と牧場の生産量であることがほとんどです。
ランク・候補・特殊組み合わせ表はいずれもサイト現在のゲームデータから取っており、配合計算機と同じものです。